YAMAGATA NEW CRAFTS
蔵王山の麓で工房を構え、木工旋盤で器を作る佐藤辰徳(木工作家)によるナラの無垢材を削り出したランプシェード。旋盤技術とナラの木の美しさが融合した一点もののペンダントライトです。ナラの木は、その美しい木目と温かみのある色合いで知られています。そんなナラの無垢材を使用し、材が生きてきた時間を示すフシやワレなど固有の特徴を活かしながら、木工旋盤によって力強いフォルムを生み出しました。ライトが点灯すると、木材自体の模様が美しく浮かび上がり、木のフシやワレから柔らかな光を放ちます。ダイニングやリビング、寝室など、さまざまな空間に調和し、温かな雰囲気を演出するとともに、空間に自然な輝きをもたらします。
1987年生まれ、福島県会津若松市出身。2014年武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業後、仏壇制作に携わる。2018年に山形へ移住し、2021年からsato wood studioとして木工の制作活動を始める。自然のつくる豊かな木の表情を生かし、木目やフシ、ワレなどのその木の持つ生き様と向き合いながら制作を続けている。
YAMAGATA NEW CRAFTSは、山形の地場産業や伝統工芸とアーティストやデザイナーなどのクリエイティブを繋ぎ、新しいプロダクトを生み出すプロジェクトです。また「YAMAGATA NEW CRAFTS」と冠して、プロダクト及びプロジェクト全体をブランディングし、一つのパッケージとして国内外に向け発信していくことで、ユネスコ創造都市ネットワークとしての山形の魅力を世界に拡めていきます。