陶芸家/千葉県
田久保静香さんは、まるでジュエリーのようなカップ&ソーサーを制作されています。華やかさと煌びやかさを持つ器は、田久保さんが指先の延長にある装身具と考えてカップ&ソーサーを作陶されていることが表れています。西洋でお茶会は女性の社交場として開催され、カジュアルにスタイルを変えながら現代に続く歴史のある文化です。お茶を飲むひと時を優雅に過ごす装身具として、田久保さんのカップ&ソーサをご覧になってみてください。
1988年千葉県佐倉市生まれ。2015年に東北芸術工科大学芸術学部美術科工芸コース卒業、卒業・修了制作展 最優秀賞受賞と森司賞を受賞。2017年に東北芸術工科大学芸術文化専攻工芸研究領域深井聡一郎研究室修了、修了制作展大学院優秀賞受賞。主な個展として、2016年「田久保静香展」(日本橋高島屋/アートアベニュー)、2019年「田久保静香 作陶展 Jewel cup」(現代陶芸サロン桃青/大丸心斎橋店)、「田久保静香展」(目黒陶芸館/三重)、「decorative illusion ─装飾的錬金術」(COYAMA/神奈川)など。