MATERIAL●マテリアル

金属造形作家/石川県金沢市

坂井直樹


坂井直樹さんの作品は、美しい独特のシルエットが特長です。工芸品が持つ使いやすさと美しさのバランスを、究極に極めたような直線や曲線が全体に散りばめられています。洗練された佇まいの鉄瓶や茶盤は、重く冷たい金属でありながらも手仕事の温もりを感じさせます。



坂井直樹(さかい・なおき)
金属造形作家/石川県金沢市

1973年群馬県生まれ。2003年東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程鍛金研究領域修了、博士学位取得。東京藝大での非常勤講師、卯辰山工芸工房での研修、金沢大学や金沢美大での非常勤講師、卯辰山工芸工房専門員を経て、現在は東北藝術工科大学准教授として金沢と山形を行き来しながら、 おもに金沢で制作活動している。「用」と「美」の視点から制作を追求し、現代空間に調和する工芸作品を展開している。 2003年野村美術賞、2012年美術工藝振興佐藤基金淡水翁賞、2016年テーブルウェア大賞 大賞・経済産業大臣賞、2017年日本伝統工芸金工展朝日新聞社賞、2018年ドイツベルリンフンボルトフォーラム茶室デザインコンペ最優秀賞など多数受賞。


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