陶芸家/愛知県常滑市
浜坂尚子さんは、「泥漿鋳込み」(でいしょういこみ)という技法を用いて、カラフルな絵付けや金彩/銀彩を施した器を作ります。 一点一点、型自体に色泥を重ね、模様を描いてから泥漿を鋳込むことで、いきいきとした線や色彩が器に写し取られ、完成した作品はまるで小さな絵画のようです。一点たりとも同じ絵柄はありません。ぜひ、お気に入りの柄を探して見てください。
1975年東京都生まれ。2000年に武蔵野美術大学卒業後、愛知県常滑市に移り吉川千香子氏に師事、2004年に独立し制作を続けている。 泥漿鋳込みや掻き落としの技法を主に使い、石膏型に何層もの色や絵を塗り重ね、ポップなイメージをうつわに反映させている。